5日、民進党の前原誠司新代表が新体制を発足させた。幹事長に内定していた山尾志桜里・元政調会長の起用を撤回し、大島敦・元総務副大臣に差し替えた。その理由は、山尾議員のスキャンダルが報じられるからだとされている。そんな中、AbemaTV『AbemaPrime』では、8月に民進党を離党した細野豪志氏に話を聞いた。
今回の民進党の人事について細野氏は「大島さんは私と同期当選。これまで表で目立つ仕事はあまりされてこなかったが、裏方で頑張ってこられて能力も高い方。しっかりと仕事をされると思う。しかし、新体制発足の直後に予定していた人が交代するのは印象が良くない。人事は誰がやっても不満を持つ人は必ずいるものなので、それについてごちゃごちゃ言っても仕方がない。私が民進党にはっきりしてほしいのは、共産党と組むのかどうか、安保法制は白紙撤回でいいのか、憲法問題はどうするのかということ。人事よりも中身だ」と指摘した。