将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(15)が9月20日、王座戦一次予選で小林健二九段(60)と対局中だ。藤井四段はプロ入り後46戦して40勝6敗。6敗はすべて後手番で、先手番では無敗を継続している。対戦相手の小林健二九段とは8月15日の王位戦予選1回戦で初対決し、この時は藤井四段が勝っている。
王座のタイトルは羽生善治二冠(46)が保持しているが、現在行われている五番勝負では、中村太地六段(29)が2連勝で奪取に王手をかけている。藤井四段がタイトルに挑戦するには一次予選、二次予選、挑戦者決定トーナメントとすべてトーナメント戦を勝ち抜く必要がある。敗者復活などはなく、負けたら終わりの一本道だ。