“小田急火災”なぜ燃える現場に車両は止まったのか?専門家「ヒューマンエラーを責めない文化作りを」 2017/09/22 23:15 拡大する 今月10日に起きた、小田急線の線路脇で起きた火災が車両に燃え移るという衝撃的な出来事。幸い、ケガ人は出なかったが、大惨事にもつながりかねなかった今回の事故。運転士はなぜ、火災現場を通り抜けることができなかったのだろうか。AbemaTV『AbemaPrime』で検証した。 当初、電車は最寄りの踏切で非常停止ボタンが押されたため、自動的に踏切から約23m手前で緊急停止。運転士はマニュアルに従い、異常確認のため踏切まで移動。そして電車に戻る時に、線路脇の建物から火が出ていることに気づき、運行を指揮する司令所に「踏切に異常はないが、沿線に火災がある」と報告した。 続きを読む