常にフレッシュな顔ぶれが台頭し、新陳代謝の激しいKrushで、キャリアわずか8戦でベルトを巻いたのが安保璃紅だ。戴冠時点で19歳、少し前まで本戦前のプレリミナリーファイトに出場していたが、真っ向勝負の闘いぶりが認められて-60kg王座決定トーナメントに出場。強豪を次々と下して頂点に立った。
10月1日の初防衛戦(後楽園ホール大会)では、郷州征宜と対戦。トーナメントで一度勝っているだけに「前回闘った時は郷州選手の圧力にびっくりした部分もあったので、次はもっと頭を使って考えて戦いたいと思います。ちゃんと考えて闘えば問題なく勝てると思うので」と自信満々、KOを狙っていくという。