日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」を目指すAリーグ、第6節B卓が10月18日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、二階堂瑠美がトップを取った。二階堂はプレーオフ進出の可能性は低いものの、Aリーグ残留が確定。3位だった菅原千瑛はマイナスを最小限に食い止め、プレーオフ進出に望みをつないだ。
暫定12位と8位以内のプレーオフ、17位以下の降級と、成績次第でどちらの可能性もあった二階堂は、3回戦までに▲30.2と不調で、一時は降級圏内に足を突っ込む大ピンチ。それでも4回戦に7万点を超える大きなトップを取り、一気に卓内トップに。暫定11位と1つ順位を上げる、Aリーグ残留を確定させた。「前節の感触がすごくよくなかった。危ういなと思っていたんですが、案の定悪かった。最終戦がすごくついていて、本当に助かりました」とホッとした表情だった。
【試合結果】
1位 二階堂瑠美+24.1
2位 古谷知美+10.9
3位 菅原千瑛▲11.9
4位 優木美智▲23.1
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から