将棋の羽生善治棋聖(47)が前人未踏の「永世七冠」へと挑む、竜王戦七番勝負が10月20日、開幕した。
 挑戦者の羽生棋聖は、渡辺明竜王(33)との七番勝負に勝利すれば、永世竜王の資格を獲得。今季からタイトル入りした叡王を除く7つのタイトルで永世称号の資格を得ることになる。1996年に当時のタイトル7つを独占する偉業を達成した羽生棋聖だが、永世七冠を成し遂げれば、こちらも史上初の快挙。通算タイトル数も98期となっており、史上最多の100期にも迫っている。