日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第7節D卓が10月24日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、リーグ暫定2位だった黒沢咲が4戦して3回ラスを引く絶不調で、大きくマイナスしたもののなんとか2位をキープした。
前節に+139.6と大量ポイントを獲得していた黒沢は、首位を走る紺野真太郎とともに上位2位までのA1進出の足固めをすると見られていたが、好調の紺野の影響をもろに受け、1回戦から連続ラス。3回戦こそ3着だったが、最終4回戦もラスを引き、▲96.3と前節稼いだ分の大半を吐き出した。「途中から何をしているのか、わからなくなるくらいパニック状態になってしまいました。次節までに1つずつ立て直したいと思います」と、気持ちを切り替えていた。
【試合結果】
1位 紺野真太郎+48.1
2位 客野直+27.8
3位 古橋崇志+20.4
4位 黒沢咲▲96.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から