麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル、最高位を争う決定戦の3日目が10月29日、麻雀スリアロチャンネル(FRESH!ほか)で放送され、3年ぶりの最高位を目指す村上淳がポイントを減らすも首位をキープした。2位の園田賢が大きくポイントを伸ばし、村上との差を一気に120ポイント詰めた。
半荘4回戦が行われたこの日、1・2回戦を3着で終えた園田だったが3・4回戦でトップ。+85.6と大きくポイントを積み上げた。一方、2日目まで首位を走っていた村上は1回戦こそトップを取ったが、そこから2連続ラス。4回戦では2着に入るものの、▲34.4で出入りの激しい1日となった。園田は「1・2回戦は苦しかったですけど、3・4回戦は気持ちよかったです」と手応え十分。村上は「今日は負けましたけど、全20回戦なのでまた気合を入れ直して頑張ります」と、強気の姿勢を崩さなかった。
【3日目終了時の成績】
1位 村上淳+104.8
2位 園田賢+65.2
3位 金子正輝▲14.4
4位 近藤誠一▲158.6
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。通年のリーグ戦を行い、最上位のAリーグの上位3人と、前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道に拠点があり、所属会員数は役350人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、女流名人戦、新人王戦。2017年にタイトル戦を新設する予定。新津潔会長。
(C)麻雀スリアロチャンネル ※画像はFRESH!から