様々な競技の世界に生きる選手たちにフォーカスするとき、たびたび話題になるのが勝負メシ。私たちも、大事なときには縁起を担いでカツ丼を食べたりしますよね。ベストなパフォーマンスを発揮するために、各界のトッププロたちは、食事に関して様々なこだわりを持っています。今回は「験かつぎ」「体力作り」だけではない、プロ雀士の食事に関するエピソードをご紹介します。
麻雀プロの間では今、空前の肉食ブーム。たくさんのプロが、対局前に、ステーキやしゃぶしゃぶなどを食べる様子をSNSで報告しています。このブームの火付け役は、多井隆晴プロ(RMU)。野菜ばかり食べていると、農耕民族のようにおだやかな気持ちなってしまう。肉を食べることで狩猟民族のような闘争心を湧き上がらせよう、というのが持論です。この勝負メシを10年以上は続けているそうで、その間の多井プロの勝ちっぷりを見ていれば試してみたくなりますよね。