麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル、最高位を争う決定戦の4日目が11月3日、麻雀スリアロチャンネル(FRESH!ほか)で放送され、3年ぶりの最高位を目指す村上淳が半荘4回中、2回トップを取るなどポイントを重ね、首位をがっちりキープした。
初日から首位を走り続ける村上は、この日も好調。現最高位の近藤誠一が好調の中、きっちりと食らいつくと2、3回戦でトップ。ラスも引かず56.6ポイントを追加し、2位園田賢に123.5ポイント差をつけた。「前回からあまり日が空いていなかったのですが、頑張って準備をしてきた甲斐がありました。恵まれた部分も多かったですが結果が出てよかったです」と納得の表情。最終日は11月23日と3週間後だが「しっかり準備して、体調を整えて、結果がどうなるにしろ悔いのないように4回打ち切りたいです」と気を引き締めていた。
【4日目終了時の成績】
1位 村上+161.4
2位 園田+37.9
3位 近藤▲78.0
4位 金子▲124.3
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。通年のリーグ戦を行い、最上位のAリーグの上位3人と、前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道に拠点があり、所属会員数は役350人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、女流名人戦、新人王戦。2017年にタイトル戦を新設する予定。新津潔会長。
(C)麻雀スリアロチャンネル ※画像はFRESH!から