日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第10節C卓が11月6日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、瀬戸熊直樹が卓内トップを取りリーグ3位に浮上、決定戦進出圏内に食い込んだ。
今節、自身の対局までに暫定順位を1つ下げていた瀬戸熊だったが、この日は出だしから好調。1回戦から親番で倍満、跳満をツモアガリし圧勝すると、その後も2着、トップと独走。4回戦こそラスを引いたが、47.7ポイントを加え決定戦進出圏内に復帰した。それでも瀬戸熊は「3回戦までは完璧に近い内容だったが最終戦の内容が悪かった。これを繰り返さないよう気を引き締めて残り2節に臨みたい」と手厳しかった。
【試合結果】
1位 瀬戸熊直樹+47.7
2位 石渡正志▲1.5
3位 藤崎智▲15.2
4位 HIRO柴田▲31.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から