将棋の第67期王将戦・挑戦者決定リーグ戦の最終戦が行われ、豊島将之八段(27)が深浦康市九段(45)に107手で勝利、成績を5勝1敗とし、久保利明王将(42)との七番勝負の出場権を獲得した。豊島八段のタイトル挑戦は4回目で、王将挑戦は2010年度以来。
リーグ戦は予選や前年度の成績によって7人で行われ、この日は全6戦を終えていた糸谷哲郎八段(29)を除く6人が対局。豊島八段が敗れれば4勝2敗で並びプレーオフの可能性もあったが、トップクラス相手に高勝率を誇る実力を発揮し初タイトルへの道をつないだ。