日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第11節C卓が11月27日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、暫定首位だったHIRO柴田が首位をキープした。
2位に約80ポイント差と、決定戦進出争いをリードしている柴田は、なかなかプラスを作れない展開ながら、最終4回戦に役満・四暗刻(単騎)をツモアガリ。大きなマイナスであれば、最終節でプレッシャーがかかるところだったが、勝負どころで踏みとどまった。これでトータルポイントは+202.5。「四暗刻のおかげで何とか(トータル)200ポイントを持って最終節に臨めます。絶対に落とせない戦いなので頑張ります」と、気を引き締めていた。
【試合結果】
1位 前田直哉+29.0
2位 HIRO柴田▲3.9
3位 沢崎誠▲12.2
4位 伊藤優孝▲12.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から