(会見場でも緊張感を漂わせた大雅と武尊)
新生K-1最大のイベントとなる、来年3月21日のさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会で、大雅vs武尊のスーパー・フェザー級(-60kg)タイトルマッチが決定した。武尊はこれまでスーパー・バンタム級(-55kg)、フェザー級(-57.5kg)と2階級制覇を達成しており、今回は3階級目のベルト獲得に挑む。
武尊が階級を上げるだけに、ファンにとっては意外であり、また唐突さを感じるカードでもある。ただ、両者の間にドラマがあることも間違いない。大雅と武尊は2014年の11月、新生K-1の旗揚げ戦で闘い、終盤まで劣勢だった武尊がバックブロー一撃で逆転KO勝利。さらにスーパー・バンタム級王座決定トーナメントの決勝でも武尊が勝利しており、ベルトを巻いた。大雅に勝つことで、武尊はスター街道を突き進んでいったとも言える。