将棋で史上初の「永世七冠」を達成した羽生善治竜王(47)と、囲碁で七冠独占を2度達成した井山裕太棋聖(28)に、国民栄誉賞の授与が検討されていることがわかった。
 将棋、囲碁の棋士の受賞となると、1977年の賞創設以来初めて。羽生竜王は1996年に当時の将棋の全タイトルである竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖を独占し史上初の七冠を達成すると、今年通算7期目となる竜王を獲得し、すべてのタイトルで永世称号を手に入れる「永世七冠」を達成した。