日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第10節D卓が12月15日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、暫定でリーグ首位だった紺野真太郎がプラスポイントを重ね、首位をキープしたまま最終節を迎えることになった。
紺野は1、2回戦でトップを取り圧勝と思われたが、後半の3、4回戦で連続ラス。それでもしぶとくポイントをプラスし、首位のまま昇級のかかる最終節に挑むことが決まった。「何とか首位で最終節に臨めます。2位でも昇級ですが首位で昇級する強い気持ちで戦いたいと思います」と宣言していた。
卓内トップとなった荒正義はリーグ2位に浮上。大詰めを前に昇級圏内に食い込んだ。
【試合結果】
1位 荒正義+30.1
2位 仁平宣明+30.0
3位 紺野真太郎+14.9
4位 猿川真寿▲76.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から