日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第12節(最終節)C卓が12月20日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送されHIRO柴田、内川幸太郎、瀬戸熊直樹の3人が現鳳凰位の前原雄大との決定戦に進出した。
前節までの順位が1~4位の4人で行われたC卓は、対局前まで進出圏内まで35.7ポイント差をつけられていた4位の内川が好調。1、2回戦でトップを取ると、続く3回戦でも親番で大連荘するなど3連勝し、藤崎をかわして決定戦に進出した。リーグトップは柴田で、最後の半荘もトップで終え決定戦へと弾みをつけた。「8年ぶりの決定戦です。プロ連盟最高峰の舞台で戦える事を幸せに思います。全力を尽くして頑張ります」と、さらに気合を入れていた。
【試合結果】
1位 内川幸太郎+75.2
2位 瀬戸熊直樹+3.5
3位 HIRO柴田▲13.3
4位 藤崎智▲66.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から