日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第11節C卓が12月27日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、対局者4人がすべて来季の同リーグ残留を決めた中、猿川真寿があわや降級という結果で肝を冷やした。
4者とも大きなトップで昇級、大きなマイナスで降級が見える中で戦ったが麓、山田、藤原の3人が残留ほぼ確実となったものの、猿川1人が苦しむ展開に。最終4回戦でもマイナスだと危ないところだったが、なんとかオーラスで自らアガり踏みとどまった。「今期は内容もあまりよくなく、降級してもしかたないなと思って開き直ったのが何とか残留に繋がったと思います。来期はこんな不甲斐ない成績ではなく昇級を目指して頑張ります」と振り返っていた。
【試合結果】
1位 麓征生+34.1
2位 山田浩之+30.8
3位 藤原隆弘▲0.5
4位 猿川真寿▲64.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から