12月26日、プロレスリングFREEDOMSの後楽園ホール大会が開催された。前日の葛西純プロデュース興行に続き、この日は団体の代表でもある“殿”こと佐々木貴がプロデュース。『プロレス戦国時代 群雄割拠』と題し、全国から集まったローカル団体の選手たちが“天下統一”を目指す6人タッグトーナメントが行われている。
(大会プロデューサーの佐々木貴と琉球ドラゴンプロレス勢)
『群雄割拠』は今回が2度目の開催。現在のマット界を反映した好企画と言っていい。いまやインディー団体は東京だけでなく全国各地に存在しているのだ。1990年代以降ルチャ・リブレ、デスマッチなど試合スタイルの志向も幅広くなっており、それだけに“いい試合”の定義もさまざま。インディーや地方の団体、選手がイコール二流ということでもない。各地方に個性派も実力派もいて、東京のファンにもおなじみの存在もいれば“まだ見ぬ強豪”も。