史上初の「永世七冠」を達成した将棋の羽生善治竜王(47)に国民栄誉賞が授与されることが正式に決定した。ネット上には祝福のコメントが相次いでいる。
日本将棋連盟の公式サイトには、同じ棋士たちからのコメントが並んだ。同連盟会長の佐藤康光九段は「前人未到の『永世七冠』達成をはじめ群を抜いた数々の実績、将棋界の枠を超えた積極的な活動が受賞につながったと思います」と棋士から見ても頭抜けた存在だと評した。森内俊之九段は「棋士の一人として嬉しく思います」と喜びを表し、谷川浩司九段も「羽生竜王の将棋での実績のみならず、将棋への真摯な姿勢、飾らない人柄、そして将棋界の枠を超えた活躍が認められたと思います。国民栄誉賞は将棋界にとっても大きな名誉です」と最大級の賛辞を贈った。