<RTDリーグ2018>◇WHITE 1・2回戦◇1月29日◇AbemaTV
トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ2018」のWHITE DIVISION 1・2回戦が1月29日に放送され、鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)と勝又健志(日本プロ麻雀連盟)がトップを取り、会心のスタートを切った。
WHITE 1回戦の対局者は鈴木たろう、鈴木達也(日本プロ麻雀協会)、RTD初出場の和久津晶(日本プロ麻雀連盟)、前年度覇者の平賀聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)。誰もがトップが欲しい開幕戦。「WHITEは攻めっ気が強いやんちゃなタイプが多いので正直やりにくい」と言っていた鈴木たろうだが、東場でスタートダッシュ。東2局、リーチ・ピンフ・ドラ3で8000点(+供託1000点)、東3局でも一気通貫・ドラ2で8000点と2連続で満貫を決め、逃げ切った。「最終局は焦り気味だったかな。あまりにもトップをとりたくて」としながらも、結果を素直に喜んだ。
2回戦の対局者は勝又健志、佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)、猿川真寿(日本プロ麻雀連盟)、石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)。対局前「先に攻める局面と、先に攻めてもらった後から攻め返してく局面を使い分けたい」とテーマを掲げていた勝又は、東3局で3900点(+600点+供託2000点)、南2局で5200点、南3局で3200点(+300点+供託1000点)と、ここまではすべてリーチをしながら加点。しかし南4局では「ここでアガり切ることができれば、トップになれる確率はアガる」と状況判断。リーチはせずに、ツモ・タンヤオ・ピンフ・ドラ1で7800点を加点。まさにテーマどおりに戦い抜き、確実にトップをたぐりよせた。【福山純生/雀聖アワー】
【WHITE DIVISION 1・2回戦終了時点での順位】
1位 鈴木たろう(協会)+57.8
2位 勝又健志(連盟)+56.7
3位 佐々木寿人(連盟)+10.7
4位 鈴木達也(協会)+7.5
5位 和久津晶(連盟)▲19.4
6位 猿川真寿(連盟)▲22.9
7位 石橋伸洋(最高位戦)▲44.5
8位 平賀聡彦(最高位戦)▲45.9
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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