将棋界初の「中学生五段」となった藤井聡太五段(15)の評価が、ここに来てさらに上昇している。そのきっかけとなったのが、1月14日に行われた第11回朝日杯将棋オープン戦の、佐藤天彦名人(29)戦だ。藤井五段にとって初めて現役のタイトルホルダー、しかも名人を倒したということもあり、大きな話題となったが、将棋を知る人ほどその勝ちっぷりに驚愕したという。現役プロ棋士たちからは「まるでタイトルホルダーのよう」との声も挙がっている。