29連勝、名人撃破などメディアを賑わし続ける中学生棋士・藤井聡太五段に、アイドルも大注目だ。SKE48の「将棋ガール」こと鎌田菜月は、出身が同じ愛知県ということもあり、対局からインタビューまでしっかりチェックしている。「すごい人が来たと思いました。現実が漫画の世界を超えています」と声を弾ませた。
2017年の流行語大賞・特別賞にもなった「藤井フィーバー」。鎌田は2年前の2015年ごろから将棋に興味を持ち出した。「ネットサーフィンしていたら、将棋の先生(棋士)の方々がとてもおもしろいことを知って。それまで将棋は1つのボードゲームとしか思っていなかったんですが。いろいろな伝説が出てきておもしろかったんです」。将棋界でいう、典型的な「観る将」だったが、より深く将棋に触れるにつれて、自分で指すことへの興味も高まり、初心者向けの「どうぶつしょうぎ」からはじめ、今ではスマホアプリ「将棋ウォーズ」で対局を繰り返す日々だ。