日本中の注目を集めた将棋界の第一人者・羽生善治竜王(47)と、中学生棋士・藤井聡太六段(15)の公式戦初対局は、藤井六段の快勝という結果になった。対局時に五段だった藤井六段は、同日に朝日杯将棋オープン戦で優勝し、六段昇段も決めた。対局後、藤井六段は羽生竜王について「感無量です。将棋を始めたころから、羽生先生はとても大きな存在で憧れでもありました」と語った。将棋界において、そんな憧れを抱く若手棋士たちが、次々と羽生竜王への“恩返し”を果たしている。