「南北は4月末に板門店の平和の家で第3次南北首脳会談を開催する」(韓国・鄭義溶首席特使)
 金正恩委員長が文在寅大統領と首脳会談を行うというニュースは、すぐにアメリカをはじめ全世界に伝えられた。8日午前には、金正恩委員長と会談した韓国の鄭首席特使と徐薫国家情報院長の2人がワシントンに出発。合意内容のアメリカへの説明のため、2泊4日滞在する予定だ。
 これを受けトランプ大統領は7日、「世界、北朝鮮、朝鮮半島にとってすばらしいことだ」とコメント。さらに、過去のブッシュ政権やクリントン政権もできなかったと強調し、トランプ政権の成果だと自画自賛した。一方、金正恩委員長との首脳会談の可能性については「私は前向きに考えたいが、これまでにない状況まで事態が発展しているかもしれない。まずは様子を見てみよう」と述べた。