大相撲・春場所四日目、十両の土俵でファン注目の一番が組まれた。169センチ115キロの照強と、169センチ95キロで今場所が新十両の炎鵬との“小兵業師対決”は時間こそ短かったものの、両者の技と技の攻防がぎっしり詰まった見ごたえのある相撲となり、館内は大いに沸いた。炎鵬に懐に入られて土俵際に詰まった照強だったが、相手の首を左で極めながらの右小手投げで逆転勝ち。照強が先輩関取の意地を見せ、先場所の初対戦からも連勝となった。