緩めのふんどし“ゆるフン”で投げを防ぐ!? 勝負は土俵の外から始まっている 2019/10/24 20:50 拡大する 力士の象徴といえば、髷とまわし。前頭筆頭の元力士・大竜川が、「まわし」にまつわるエピソードを披露した。 「まわしの締め方には好み、戦略がある。仮にまわしを取られても、相手が投げを打つ時にまわしが伸びて技がかけにくくなるよう、意図的にまわしを緩めておくのが“ゆるフン”。一方、水に濡らしてカチカチにまわしを固め、隙間を少なくしてまわしを取りにくくする戦法もある」 AbemaTVの大相撲中継で解説を務めた前頭筆頭の元力士・大竜川はさらに、「塩をたくさん撒くと、土俵が滑りやすくなる。沢山撒く力士が相手だと、内心『嫌だな』と思っていた」と、現役当時を振り返った。 続きを読む