<大相撲大阪場所>◇十三日目◇3月23日◇エディオンアリーナ大阪
十二日目に全勝の横綱・鶴竜(井筒)に土を付けた関脇・栃ノ心(春日野)は、前頭四枚目・正代(時津風)との一番に臨んだ。
2大関に敗れ、4敗で優勝争いから脱落するも、来場所の大関取り(今場所10勝以上)に向け、これ以上の取りこぼしを避けたい栃ノ心だったが、正代のまわしに手がかからず、自慢の怪力を発揮する場面無く押し出されて5敗目(8勝)を喫した。
AbemaTV大相撲中継で解説を務めていた元大関・把瑠都は「栃ノ心の四つ相撲を警戒した正代が、懐に入らないように立ち合いで軽く当たっていた。正代の狙い通り」と、正代の作戦勝ちだったと分析。栃ノ心は残る2日、大関取りに望みをつなぐためにも負けられない「正念場」が続く。
AbemaTVでは、大相撲大阪場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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