＜大相撲大阪場所＞◇十四日目◇3月24日◇エディオンアリーナ大阪
関脇・栃ノ心（春日野）が、前頭五枚目・千代丸（九重）を下し9勝目を挙げた。
お腹の大きな千代丸を相手に早々と得意の左上手を引くと、そのまま力強く引きつけ危なげなく寄り切った。
初場所では14勝1敗で優勝を果たしたが、今場所は序盤で星を落とすと、後半戦では横綱・鶴竜に土をつけたものの高安、豪栄道の2大関には連敗。期待された2場所連続優勝はならなかったが、千秋楽で10勝目を挙げれば夏場所の成績次第では大関昇進も検討される状況だけに、大きな1勝となった。
AbemaTVで解説を務めていた元大関の把瑠都は「これは栃ノ心の相撲。まわしを引いてね。千代丸は何もできなかった」と、得意の形に持ち込んだ栃ノ心を評価していた。
AbemaTVでは、大相撲大阪場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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