<大相撲大阪場所>◇千秋楽◇3月25日◇エディオンアリーナ大阪
大関・高安(田子ノ浦)が、横綱・鶴竜(井筒)を取り直しの末に寄り切りで下し、先場所に続き自己最多タイの12勝3敗で場所を終えた。
既に優勝が決まっており、鶴竜との取組は大関としての意地を見せたかったが、立ち合いから攻勢に出た一番は、土俵際ではたき込まれると、同体で取り直しに。足を痛めたような仕草を見せていたが、取り直しの一番では立ち合ってすぐに右の上手を引くと、そのまま勢いよく寄り切った。
今場所最後の取組での熱戦に、館内のファンや中継をしていたAbemaTVの視聴者も大興奮。解説を務めていた元大関の把瑠都は「高安はうまかったですね。鶴竜が取り直しになって、ちょっと気持ちが入ってない相撲になってしまったかな」と分析していた。
AbemaTVでは、大相撲大阪場所の模様を序ノ口から結びの一番まで、全取組を生中継している。
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