<大相撲大阪場所>◇千秋楽◇3月25日◇エディオンアリーナ大阪
13勝2敗で8場所ぶり4度目の幕内最高優勝を果たした横綱・鶴竜(井筒)が、優勝インタビューで「僕を信じてくれたすべての人に感謝したいです」と、真っ先に感謝の言葉を口にした。4場所連続の休場もあり、初場所は進退をかけての相撲だったが、本格的な復帰から2場所目での優勝に、終始感慨深げだった。インタビューは以下のとおり。
―8場所ぶり4回目の優勝です
ありがとうございます。
―今は気持ちですか
本当にいろんな思いが込み上げてきています。去年1年、本当につらい時間を過ごして、その中でたくさんの人に支えてもらって、応援してもらって、僕を信じてくれたすべての人に感謝したいです。
―(過去)3回の優勝とは違いますか
また1つ自分が成長できたと思いますし、またこれからも、もっともっとできるんだというそういう確信も持てたと思います。
―右手のけがもある中で出場を決めました
本当にぎりぎりまで考えて、でも休むというのは本当につらいんで。休みたくないという気持ちとファンのみなさんがいるんで、喜ばせたい、その一心で決めました。
―15日間の相撲はどうでしたか
チャレンジャーの気持ちで一番一番、精いっぱい自分のできる相撲が取れました。
―取り直しも2回ありました
疲れました(苦笑)
―この1年、4場所連続休場もありました
本当につらかったし、でも神様が乗り越えられない試練は与えないという言葉を信じて、必ず乗り越えられると信じてやってきてよかったです。
―先場所は進退という話もありました
やっぱり先場所は久し振りの15日間は、本当につらくてきつかったんで。久しぶりに15日間取り終えて、今場所は全然気持ちも違いました。
―大阪は節目になりますね
本当の本当に大阪のファンは大好きです。
―家族も駆けつけました
本当に感謝、いつもありがとう、それだけです。
―いろいろなものを乗り越えた優勝でした
また1つ、自分が変われたと思うし、強くなれた。これから精いっぱい頑張ります。ありがとうございました。
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