トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ 2018」BLACK 17・18回戦が3月29日に放送される。注目選手は、8戦を終えラス(4着)が一度もない、現在総合2位の多井隆晴(RMU)だ。
昨年は予選最終戦で四暗刻をアガるも惜敗したが、連対率40.74%、平均打点8511点と出場15選手中では予選トップの数字を刻んだ。「(2着で終えた前局を振り返り)内容的には消化不良のところもあるんですけど、目標としている“ラスを食わない”は達成できている。このまま無理やりトップは狙わずに2着3着を頑張って、運がいいときだけトップ取る感じでプラスを積み重ねたい」と目標を忠実に完遂する覚悟だ。果たして次戦、多井に運が巡ってくるのか。それとも初めて土が付くのか。【福山純生(雀聖アワー)】
【BLACK DIVISION 15・16回戦終了時点での順位】
1位 小林剛(麻将連合)+258.0
2位 多井隆晴(RMU)+110.0
3位 白鳥翔(連盟)+85.9
4位 萩原聖人+45.8
5位 瀬戸熊直樹(連盟)▲4.6
6位 松本吉弘(協会)▲106.0
7位 村上淳(最高位戦)▲122.8
8位 内川幸太郎(連盟)▲266.3
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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