女流プロでただひとり、RTDリーグ 2018そして日本プロ麻雀連盟の最高峰A1リーグで孤高の闘いに挑んでいる和久津晶(連盟)。予選全27対局のうち、ここまで9戦を終えた和久津は「アンテナをもう少し立てて、地に足をつけて打てるようになれば、成績はついてくると思う。しっかりみんなにぶつかっていきたい」とさらなる進化を遂げる覚悟だ。
今回の対局メンバーに関しては「佐々木寿人、アヤツを倒さなければ、このDIVISIONではやっていけないので、なんとか攻略法を見つけたい」と宣戦布告。女流版、佐々木寿人と言われることに関しては「私の方が汚い。柔道にたとえるなら、襟を取ったり引いたりしてポイントを稼ぎ、ポイントを取ったら逃げ回る」と、男同士のガチ喧嘩に一歩も引かない数少ない女流プロと自認しているだけに、どんな手法で攻略の糸口を見つけていくのか。
なお今4節(19~24回戦)ではRTDリーグ 2016、2017に出場していた滝沢和典(連盟)がゲスト解説として登場する。「19回戦の対局メンバーはとにかくアガリ回数が多い。基本的に全員前に出てくるので、流局は相当少ないゲームになる」と予測している。「RTDリーグ 2018」のWHITE19・20回戦は、4月2日に放送される。【福山純生(雀聖アワー)】
【WHITE DIVISION 17・18回戦終了時点での順位】
1位 鈴木たろう(協会)+195.5
2位 佐々木寿人(連盟)+189.7
3位 石橋伸洋(最高位戦)+105.8
4位 勝又健志(連盟)▲2.6
5位 平賀聡彦(最高位戦)▲14.7
6位 和久津晶(連盟)▲34.0
7位 鈴木達也(協会)▲113.4
8位 猿川真寿(連盟)▲326.3
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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