日本将棋連盟の対局は、4月1日から新年度がスタート。4月2日週の公式戦は「中学生棋士」として大活躍した藤井聡太六段が、4月5日に高校生として初の対局に臨む。また4月6日には、史上2人目の通算1400勝にあと2勝と迫っている羽生善治竜王が、タイトル復帰を目指す王位戦の挑戦者決定リーグに登場する。主な対局は以下のとおり。

4月2日(月曜日)

竜王戦5組昇決 川上猛七段VS金井恒太六段 (携帯中継)

王座戦二次予選 丸山忠久九段VS広瀬章人八段 (携帯中継)

4月3日(火曜日)

王将戦一次予選 小林裕士七段VS今泉健司四段 (携帯中継)

棋聖戦決勝トーナメント 久保利明王将VS豊島将之八段 (携帯中継)

 王将戦七番勝負、さらに順位戦A級やプレーオフと、短期間で集中的に対局した2人が、棋聖戦の決勝トーナメントでも顔を合わせた。3月4日(順位戦A級)7日(王将戦第5局)、15日(王将戦第6局)と戦い、今回で1カ月間に4回目となる。

4月4日(水曜日)

竜王戦3組 鈴木大介九段VS千葉幸生七段 (携帯中継)

王位戦挑決リーグ 野月浩貴八段VS佐々木大地四段 (携帯中継)

新人王戦 三枚堂達也六段VS斎藤明日斗四段 (携帯中継)

新人王戦 黒沢怜生五段VS杉本和陽四段 (携帯中継)

4月5日(木曜日)

竜王戦6組 上村亘四段VS野島進太郎アマ (携帯中継)

棋王戦予選 藤井聡太六段VS古森悠太四段 (AbemaTV・携帯中継)

 15歳の最年少棋士・藤井聡太六段にとっては高校生進学後初となる対局。2017年度は対局数、勝数、勝率、連勝の4部門を独占したが、高校生として迎えた新年度はどんな戦いぶりを見せるか。棋王のタイトルは渡辺明棋王が2012年度から6連覇中。予選トーナメントを勝ち抜いた8人が、シード者と本戦トーナメントで戦い、優勝者が挑戦権を得る。本戦ではベスト4以上となると2敗失格制になるという独特の仕組みが採用されている。

王将戦 一次予選 阿久津主税八段VS西尾明六段 (携帯中継)

4月6日(金曜日)

竜王戦1組出決 藤井猛九段VS糸谷哲郎八段 (携帯中継)

竜王戦2組 森内俊之九段VS山崎隆之八段 (携帯中継)

竜王戦3組 北浜健介八段VS佐々木勇気六段 (携帯中継)

王位戦挑決リーグ 羽生善治竜王VS村山慈明七段 (AbemaTV・携帯中継)

 2年ぶりに名人への挑戦権を獲得した羽生善治竜王が、昨年失った王位のタイトルの奪還を目指す。紅組、白組の各6人が参加する挑戦者決定リーグは、各組の優勝者が挑戦者決定戦を行う。リーグ戦で勝敗数が同じ棋士が出た場合には、プレーオフを行う。羽生竜王は紅組に参加し、現在2戦2勝。同じく2連勝の村山慈明七段との全勝対決で、星のつぶし合いとなる。また羽生竜王は現在の通算勝利数が1398勝(565敗)。大山康晴十五世名人の1433勝以来、史上2人目の通算1400勝にあと2勝と迫っている。

王座戦二次予選 谷川浩司九段VS佐藤康光九段 (携帯中継)

王座戦二次予選 豊島将之八段VS都成竜馬五段 (携帯中継)

棋聖戦決勝トーナメント 広瀬章人八段VS阿部光瑠六段 (携帯中継)

(C)AbemaTV


▶4/5(木)9:30~ 第44期 棋王戦 予選トーナメント 藤井聡太六段 対 古森悠太四段


▶4/6(金)9:50~ 第59期 王位戦挑戦者決定リーグ 羽生善治竜王 対 村山慈明七段

第44期 棋王戦 予選トーナメント 藤井聡太六段 対 古森悠太四段 | AbemaTV(アベマTV)
第44期 棋王戦 予選トーナメント 藤井聡太六段 対 古森悠太四段 | AbemaTV(アベマTV)
出演者は、藤井聡太六段、古森悠太四段、解説者:黒…です。
第59期 王位戦挑戦者決定リーグ 羽生善治竜王 対 村山慈明七段 | AbemaTV(アベマTV)
第59期 王位戦挑戦者決定リーグ 羽生善治竜王 対 村山慈明七段 | AbemaTV(アベマTV)
出演者は、羽生善治竜王、村山慈明七段、解説者:片…です。