4日、「週刊少年ジャンプ」のトレードマークである“ジャンプパイレーツ”の妹分として、「JUMP j BOOKS」25周年を記念したイメージキャラクターが誕生した。
「週刊少年ジャンプ」の小説レーベル「JUMP j BOOKS」(集英社)は1993年に創刊され、今年で25周年になる。これを記念し、「JUMP j BOOKS」では25周年のイメージキャラクターとして、“ジェイミー”が発表された。女の子のキャラクター“ジェイミー”は「週刊少年ジャンプ」のトレードマーク“ジャンプパイレーツ”を左に90°回転した際に現れる。
「JUMP j BOOKS」は「週刊少年ジャンプ」内の人気作品で本編では描かれなかったサイドストーリーが小説で楽しめるコンテンツ。「週刊少年ジャンプ」の作品を違う角度から楽しめるものとなっている。そのため「週刊少年ジャンプ」のトレードマーク“ジャンプパイレーツ”を違う角度から見た際に現れる女の子を“ジェイミー”と名付け、今回「JUMP j BOOKS」25周年のイメージキャラクターとして採用された。「週刊少年ジャンプ」が今年で創刊50周年のため、兄の“ジャンプパイレーツ”は50歳、「JUMP j BOOKS」は今年25周年のため、妹の“ジェイミー”は25歳だという。
さらに4月4日から「JUMP j BOOKS」サイト内で、“ジェイミー”と「JUMP j BOOKS」“ジャンプパイレーツ”による、「JUMP j BOOKS」25周年告知ムービーも登場。“ジェイミー”および“ジャンプパイレーツ”の声は、声優の佐倉綾音さんが担当している。
また今後発売予定の『ONE PIECE novel A 1 スペード海賊団結成篇』『NARUTO-ナルト-ナルト新伝』では、「JUMP j BOOKS」25周年企画として、各タイトル発刊日に合わせて、プロモーションムービーを発表する。今回は第1弾として、4月4日に発売となる『ONE PIECE novel A 1 スペード海賊団結成篇』のプロモーションムービーが公開された。
今後“ジェイミー”は、“ジャンプパイレーツ”の妹分として、「JUMP j BOOKS」の魅力を伝えていく。
▼「JUMP j BOOKS」25周年告知ムービー
(C)集英社
▼ジャンプパイレーツの生みの親「週刊少年ジャンプ」初代ロゴ担当デザイナー古川正俊さんからのコメント
当時の編集長に「海賊と女」というようなイメージをもらってデザインをしました。創刊号には「漫画新幹線」というキャッチコピーがありますが、それよりももっと「自由奔放」なイメージを作りたくてデザインしました。
当初から、横向きにしたら女の子になるよう意図したわけではありませんが、デザインをする途中で、そうなるのは分かっていました。まさに偶然の産物というところでしょうか。
50年前にデザインしたこのマークが、今や世界中に広がっているのは嬉しいです。
▼ジャンプノベル編集部Jブックス編集長島田久央さんからのコメント
「JUMP j BOOKS」は、創刊当初から「週刊少年ジャンプ」に連載された漫画の、本編では描かれなかったサイドストーリーを小説で描いてきました。それはいわば「週刊少年ジャンプ」を違う角度から楽しめるコンテンツとも言えると思います。
今回当レーベル25周年の宣伝施策を企画するにあたり、社内でも前々から話題になっていた、「週刊少年ジャンプ」のトレードマーク“ジャンプパイレーツ”を左に90度回転させると女の子に見える、という話に着目しました。それは正に「ちがう角度から読むものがたり」であり、ジャンプ作品のサイドストーリーを描いてきた、「JUMP j BOOKS」を語らせるにふさわしい逸話と感じたからです。25周年記念企画限定のPRキャラクターですが、本日より彼女から発信される情報と、また新しい企画が盛りだくさんの「JUMP j BOOKS」25周年にご期待ください。
■『ONE PIECE novel A 1 スペード海賊団結成篇』 4月4日(水)発売
原作:尾田栄一郎 小説:ひなたしょう
『ONE PIECE novel A 1 スペード海賊団結成篇』あらすじ
「東の海イーストブルー」にある無人島・シクシスでエースと出会った、マスクド・デュース。遭難の末たどり着いた孤島で、二人が争い、分かち合い、そして島を脱出し冒険をともにし、「スペード海賊団」を結成、“偉大なる航路グランドライン”に挑む・・・。『ONE PIECE』の超人気キャラ、ポートガス・D・エースの原作で語られなかった真実も明らかに! メラメラの実を手に入れた経緯や“火拳”の能力の秘密まで、『ONE PIECE』ファン必読の物語が遂に「JUMP j BOOKS」から登場! カバーイラストは尾田栄一郎氏の描きおろし。
▼『ONE PIECE novel A 1 スペード海賊団結成篇』プロモーションムービー
(C)尾田栄一郎/集英社