日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第1節C卓が4月17日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、昨年あと一歩でA1昇級を逃した黒沢咲が卓内トップを取り、悲願へ好スタートを切った。
1、2回戦を2着で終えた黒沢は3回戦の東3局でタンヤオ・ピンフ・ツモ・ドラ2の8000点をアガるなどして待望のトップに。最終4回戦も古橋との接戦を制し連続トップと、オールプラスの快勝で、+56.6ポイントをたたき出した。「前期は6000点差でA1を逃してしまいました。今期は1戦1戦集中して頑張りたいと思います」と、さらに気を引き締めていた。
【試合結果】
1位 黒沢咲+56.6
2位 西川淳+21.8
3位 山田浩之▲27.6
4位 古橋崇志▲50.8
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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