麻雀・RTDリーグ 2018のWHITE DIVISION 29・30回戦が、4月30日に放送される。「去年よりは自分の麻雀を打てている。結果はまだついてきてはいないが」と語るのは、卓上のファンタジスタこと鈴木達也(協会)だ。RTDリーグ 2017では、持ち前の門前高打点を貫く我慢が足りず「後悔の念」があったため、今年にかける思いは強く、原点回帰の場と捉えている。
今期、鈴木が掲げているテーマは「前に出る」。「自分なりに前に出られている。感覚的なものなんですが」と感触もある。だが常にライバルと目される同団体の鈴木たろう(協会)との直接対決では、分が悪い。ここまで14戦のうち、直接対決は5戦。1回トップを取っているものの、残り4回はたろうの後塵を拝している。「苦手意識というよりは、相性的に昔から良くはない。たろうさんは強いんですが、ここで勝たなければならない」。29回戦では達也vsたろうの鈴木対決もあるだけに、見どころのひとつとなる。【福山純生(雀聖アワー)】
【WHITE DIVISION 27・28回戦終了時点での順位】
1位 佐々木寿人(連盟)+376.2
2位 鈴木たろう(協会)+125.6
3位 勝又健志(連盟)+95.1
4位 和久津晶(連盟)▲50.1
5位 鈴木達也(協会)▲98.9
6位 平賀聡彦(最高位戦)▲115.7
7位 石橋伸洋(最高位戦)▲136.5
8位 猿川真寿(連盟)▲195.7
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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