麻雀・RTDリーグ 2018のWHITE DIVISION 29・30回戦が、4月30日に放送される。「去年よりは自分の麻雀を打てている。結果はまだついてきてはいないが」と語るのは、卓上のファンタジスタこと鈴木達也(協会)だ。RTDリーグ 2017では、持ち前の門前高打点を貫く我慢が足りず「後悔の念」があったため、今年にかける思いは強く、原点回帰の場と捉えている。
今期、鈴木が掲げているテーマは「前に出る」。「自分なりに前に出られている。感覚的なものなんですが」と感触もある。だが常にライバルと目される同団体の鈴木たろう(協会)との直接対決では、分が悪い。ここまで14戦のうち、直接対決は5戦。1回トップを取っているものの、残り4回はたろうの後塵を拝している。「苦手意識というよりは、相性的に昔から良くはない。たろうさんは強いんですが、ここで勝たなければならない」。29回戦では達也vsたろうの鈴木対決もあるだけに、見どころのひとつとなる。【福山純生(雀聖アワー)】