将棋の最年少棋士・藤井聡太六段(15)が5月7日、第66期王座戦挑戦者決定トーナメントで、屋敷伸之九段(46)に勝利し、同トーナメントでベスト8に進出した。高校に進学した2018年度は、これで4戦4勝。次戦は羽生善治竜王(47)と深浦康市九段(46)の勝者と対戦する。
王座のタイトルは昨年、中村太地王座が初めて獲得。トーナメントは一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士、シード棋士の16人で行われる。佐藤天彦名人、久保利明王将、渡辺明棋王、菅井竜也王位ら、現在開催中の叡王を除く7つのタイトルホルダーが顔を揃えるほかベテラン、若手の実力者が顔を揃える超ハイレベルなトーナメントとなっている。
対局後に藤井六段は「常にバランスの取り方が難しい将棋でした。(ベスト8は)これからもずっと強敵が続くので気を引き締めていきたいと思います」とコメントした。
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