
強風で倒れた看板の下敷きになる事故に遭い、脊髄損傷による両下肢まひで、車椅子での生活を余儀なくされたことを発表した、アイドルグループ・仮面女子の猪狩ともか(26)に芸能界からエールが送られた。
2015年にインディーズの女性アイドルグループとして初となるオリコンウィークリー1位を獲得するなど、秋葉原を拠点に人気を集めていた仮面女子。メンバーとして活躍していた猪狩は東京が“春の嵐”となった先月11日、お茶の水の湯島聖堂脇の歩道を歩いていた際に事故に遭い、腰の骨を折るなどして緊急手術を受けていた。
診断の結果、脊髄を損傷し、下半身が動かない状態だったという。今月7日、猪狩は事故後初めてブログを更新し、「治る可能性は極めて低く、今は自立した車椅子生活を送れるよう毎日リハビリに励んでいます」と現状を報告。今後については車椅子に乗りながら、仮面女子のメンバーとして活動を続けていくことを明かした。

その猪狩に芸能界からもエールが送られた。作家の乙武洋匡(42)はTwitterで「盲目のお笑い芸人がR1グランプリで優勝する時代。『車椅子アイドル』がいたっていいですよね」とコメント。

タレントの武井壮(45)は8日、自身のInstagramで猪狩の見舞いに行ったことを報告。「少しでも力になれたらうれしい。笑顔になってほしいなあ」とつづった。
猪狩は約3カ月後に退院できる見込みで、事故の補償などについては今後両親が湯島聖堂の関係者と話し合う予定だという。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

