![「嶺井は続ける」と元木大介氏 “クセ者”視点で横浜DeNA正捕手・嶺井の配球に指摘](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/d/0/724w/img_d0f3f387bb353c90ee61b58e375fd1e3514665.jpg)
13日に行われた対ヤクルト8回戦、現役時代に“ミスター・ジャイアンツ”こと長嶋茂雄氏に「クセ者」として重宝されて活躍した元木大介氏が、横浜DeNAの正捕手・嶺井の配球に関する鋭い指摘を口にした。
5勝目を目指す2年目の京山と嶺井のバッテリーで始まったこの試合。1回表、ヤクルトの先頭打者はセ・リーグを代表する好打者・山田。その初球は139km、インハイへのストレートだった。思わずのけ反った山田だったが、その後は外への変化球一辺倒。結果的には7球目のスライダーが外に大きく外れてフォアボールとなった。
バッテリーは続く川端、青木に対してもインコースを攻めきれず、ストライクを先行できないままに「3者連続フォアボール」で満塁のピンチを背負ってしまった。
そこで迎えたバッターは4番・バレンティン。前日の試合で場外弾を放っている主砲は、その初球、外寄りの変化球を狙い撃ち。レフトへの2点タイムリーでヤクルトが先制した。
AbemaTVで解説を務めていた元木氏は「嶺井捕手は続けるんです」とこのシーンに触れ、「1球、2球と同じ球を要求する傾向があるんですよ」と補足。さらに「全部外では打者がどんどん踏み込んでくる。“続ける癖がある”ということが分かっていれば、打者はゆっくりと傾向を見極めて攻めることができる」と、“クセ者”で鳴らした鋭い打者視点を披露した。
この指摘に対して視聴者からは「もっとストレートで押していけ」「単調すぎる」「ストレートあっての変化球」など、賛同の声が上がっていた。
(C)AbemaTV