ちょうど1年前の夏場所は大関で12勝をマークし、綱取りさえ囁かれた照ノ富士が今場所は十両8枚目でいまだ白星なしの6敗6休。このままいけば来場所の幕下陥落は確実な情勢だ。初日から全くいいところなく3連敗となったところで「左膝外側半月板損傷」のため、翌日から休場。十一日目から再出場を果たしたものの朝弁慶に一方的に押し出され、名古屋場所の十両残留は絶望的となった。
「(来場所は幕下に)落ちたね」とポツリとつぶやいたが「来場所というより今場所はやります」と夏場所は千秋楽まで取り切ることを明言。その後については「自分だけでは決められない。親方やおかみさんと相談して」決めるという。