26日『格闘代理戦争2ndシーズン』(AbemaTV)が放送された。
格闘界のレジェンドファイターたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」、今回は“MMA”ジャンルでしのぎを削り合う。
“神童”那須川天心は「全然レジェンドじゃないんですけども」と謙遜しながらも、「これから格闘技界は若い人たちが引っ張っていかないといけない」と、19歳の最年少推薦人として参加することの意義を明かす。
そんな天心が推薦するのは前田浩平。「目指すところは総合格闘家」と語る前田は中学高校時代から柔道に打ち込み、IMMAFアマチュアMMAオセアニア選手権では日本人初の優勝という経歴を持つ、今回の格闘代理戦争の大本命とも言われる逸材だ。
しかし「打撃で勝負を仕掛けるほどのレベルではない」と課題を掲げる前田は、苦手な打撃を克服するために天心の推薦選手になるべく名乗りを挙げたと告白。天心を選手として育て上げた父・弘幸氏も前田の実力を認め、<TEPPEN GYM>でのトレーニングがはじまった。
弘幸氏は「MMA選手が必要とする打撃をやっていきます」と説明すると、タックルを切りながら膝を叩き組むといった実践的な技術を指導。弘幸氏は前田について「打撃に慣れてない」と分析しながらも、「まあ大丈夫でしょう」と、“神童”を育て上げた手腕に自信を見せる。
「死ぬかと思いました」とハードな練習を振り返る前田だったが、内容については「理にかなってる」と手ごたえを感じている様子で、「膝は“必殺技”になりそうです」と、新たなる技の習得を予感させた。