日本将棋連盟による6月4日週の公式戦は、4日に羽生善治竜王と豊島将之八段が菅井竜也王位への挑戦権をかけて対局。2日後には、同じ顔合わせで棋聖戦五番勝負の第1局を行う。5日には藤井聡太七段が2年連続での竜王戦本戦出場をかけてランキング戦5組決勝に登場する。主な対局は以下のとおり。
6月4日(月曜日)
竜王戦5組昇決 田村康介七段VS竹内雄悟四段 (携帯中継)
竜王戦6組昇決 東和男八段VS宮本広志五段 (携帯中継)
王位戦挑決 羽生善治竜王VS豊島将之八段 (ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継)
菅井竜也王位への挑戦権をかけた決定戦。紅組を4勝1敗で優勝した羽生竜王は昨年失った同タイトルの復位を目指す。豊島八段は澤田真吾六段と4勝1敗同士のプレーオフを制して決定戦に進んだ。勝てば初の王位挑戦となる。持ち時間は各4時間。
6月5日(火曜日)
竜王戦5組決勝 藤井聡太七段VS石田直裕五段 (ニコニコ生放送・AbemaTV・将棋プレミアム・携帯中継)
昨年の6組優勝に続き、5組でも決勝に進んだ藤井七段。勝利すれば決勝トーナメント進出が決定するほか賞金155万円を手にする。5組優勝者は6組優勝者(都成竜馬五段)と1回戦で対戦することが決まっている。
棋王戦挑決トーナメント 阿久津主税八段VS松尾歩八段 (携帯中継)
YAMADAチャレンジ杯 長谷部浩平四段VS藤岡隼太アマ (携帯中継)
6月6日(水曜日)
棋聖戦第1局 羽生善治棋聖VS豊島将之八段 (ニコニコ生放送・AbemaTV・中継・携帯中継)
竜王とともにタイトルを保持する羽生棋聖が、タイトルホルダーとして豊島八段の挑戦を迎え撃つ。この2人は2015年にも五番勝負を戦っており、この時は3勝1敗で羽生棋聖がタイトルを防衛している。なお2008年から羽生棋聖は同タイトル10連覇中。持ち時間は各4時間。
竜王戦2組昇決 佐藤天彦名人VS佐藤和俊六段 (携帯中継)
王座戦挑決トーナメント 永瀬拓矢七段VS青嶋未来五段 (携帯中継)
棋王戦予選 高見泰地叡王VS村山慈明七段 (携帯中継)
女流王座戦二次予選 中澤沙耶女流初段VS藤井奈々女流3級 (中継・携帯中継)
6月7日(木曜日)
竜王戦5組昇決 堀口一史座七段VS村田顕弘六段 (携帯中継)
王座戦挑決トーナメント 菅井竜也王位VS渡辺明棋王 (携帯中継)
YAMADAチャレンジ杯 増田康宏六段VS佐藤慎一五段 (携帯中継)
女流王座戦二次予選 竹俣紅女流初段VS里見咲紀女流初段 (将棋プレミアム・携帯中継)
6月9日(土曜日)
加古川青流戦 坂井信哉三段VS村山大地アマ (携帯中継)
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