アイドルグループSKE48の鎌田菜月の「将棋ガール」ぶりが、さらに加速している。2年半ほど前から始めた将棋は、当初からアプリなどで楽しんでいたが、最近では第一人者の羽生善治竜王、同じ名古屋出身の天才・藤井聡太七段のほか、活躍する棋士たちのインタビュー記事まで読み込むほどになった。「将棋の強さだけじゃなくて、人として魅力がある方に憧れますね」と、もはや上級将棋ファンの域だ。

 インタビュー取材時、将棋界を知る人が聞けば「あ、この人は知っているな」と思わせる言葉が、次々と飛び出してきた。「藤井さん、あっと言う間に七段になられて『ほーっ!』ってびっくりしましたよ!」。ここまでは世に言う「にわかファン」でも言える。ところが「これで新人王戦から出てしまいましたね。もう出場できないのかと思うと、衝撃ですね」と続けた。これは昨年、まだ四段だった藤井七段が、昇段したことで若手棋士を中心とした棋戦、新人王戦の出場資格から出てしまった(資格の1つに六段以下がある)ことを説明している。ファンでも把握していない人も多い若手棋戦の参加資格を知っているだけでも、相当なものだ。

 国民栄誉賞を受賞し、将棋界初の永世七冠を達成した第一人者・羽生善治竜王の情報についても同じだ。「(メディアで)目にする機会が最近特に増えたと思って、一ファンとしてはうれしいですし、通算1400勝とかもあって変わらずにお強い人だなと思います」と、将棋ファンであるほどにうなずく記録をあげた。また「鬼みたいに強いのに、あれだけたくさんの人に愛されるキャラクターがあるのは一種のスター性なのかなと思います(加藤)一二三先生もお持ちになっているもので、将棋の強さだけじゃなくて、人としての魅力がある方っていうのは憧れますね」と、興味は人格にまで及んでいる。

 さらに「他の先生のインタビューとかにも、お名前がたくさん出てくる方ですよね。メンタルの強さのお話とか。対局前の孤独感とか、長らくその場に立ち続けているのはどういう感覚なんだろうと、すごく心に刺さるものがあります」と、しみじみと語った。このコメントでも分かるように、鎌田は羽生竜王の記事ではなく、他の棋士のインタビュー記事を読んだ時のことを話している。特定の人気棋士だけではなく、いろいろな棋士たちの興味津々なのだ。

 6月17日からは、羽生竜王の着想から生まれた新たな早指し対局「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」が始まる。もちろん鎌田も注目する斬新な企画だ。取材前に独自のルールを体験すると「1手指したら5秒増える、この5秒をどう使うかっていうのが、すごく大きいですね。タイムを重ねていくことで後半に使う方もいれば、最初の方で長考される方もいるので。どういう風に時間を使われるのかが気になりますね」。ここでも将棋ファンらしい言葉が出てきた。この分なら、本格的な将棋番組から次々とお声が掛かるのもそう遠い未来の話ではなさそうだ。

 ◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するA組からC組まで各4人が参加し、各組2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。

(C)AbemaTV

▶6/17 20:00~ 第1回AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 #1-1

第1回AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 | 無料のインターネットテレビはAbemaTV(アベマTV)
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出演者は、<予選A組>、藤井聡太七段、近藤誠也五…です。