6月8日に行われている横浜DeNA対日本ハムの1回戦で、“ハマのプーさん”こと宮崎敏郎内野手（29）が4回に逆転2ランホームランを放った。日本ハムの先発・高梨のストレートをあえて捨てて、緩いカーブを狙い打ち。横浜DeNA先発のルーキー東にとって、心強い逆転弾となった
横浜DeNAが1点ビハインドで迎えた4回、ヒットのソトを一塁に置いて迎えた宮崎の第2打席。ストレートを多投する高梨が投じた緩いカーブに対して、「待ってました」と言わんばかりにバットを振りぬくと、ハマスタの空に高く舞い上がった打球は、そのまま風に乗ってレフトスタンドまで到達した。
緩急をまったく苦にしない見事な一発に、AbemaTVで解説を務めていた野球解説者の野村弘樹氏は「ストレートを打ちに行かなかったでしょう。緩い球を狙って、一球で仕留める勝負強さでしょうね。それにしてもうまく打ってますね。自然と体が反応したこともありますが、技術の高さを表していますね」と宮崎の読みの鋭さと打撃技術を絶賛した。
宮崎は同日に発表されたオールスター中間発表でもセ・リーグ三塁手部門のトップに立っている。要所での逆転弾というオールスターにふさわしい抜群の勝負強さを見せつけた。
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