日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第4節B卓が6月11日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、瀬戸熊直樹が+72.0の快勝で、リーグ順位も暫定4位まで浮上した。
1回戦、オーラスで逆転のトップを取った瀬戸熊は2、3回戦でもポイントを重ねると、最終4回戦では親番で7本場まで連荘するなど1人浮きのトップ。他を寄せ付けず、大きくポイントを伸ばし、トータルでも+16.6とプラス域に入った。「トータルでゼロを目指していましたが、それ以上にいい結果になりました。今日の感触を忘れないように次節、頑張ります」と、納得の表情だった。
【試合結果】
1位 瀬戸熊直樹 +72.0
2位 紺野真太郎 +8.6
3位 藤崎智 +5.5
4位 沢崎誠 ▲86.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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