6月18日に行われている横浜DeNA対西武3回戦、主砲・筒香の欠場で4番を任されている宮崎敏郎内野手（29）が、「おかわりくん」こと中村を擁する西武打線のお株を奪う2打席連続弾を披露。雨に濡れるハマスタのファンを大いに盛り上げた。
4回の第2打席では貴重な先制2ランホームランを放っていた宮崎。7回、先頭で迎えた第3打席は西武の中継ぎ、増田との勝負。3球で2ストライクと追い込まれるが、ここからが宮崎のバットコントロールの見せ所だ。力のあるストレートに食らいついて粘りを見せると、解説の小田幸平氏も「この人は追い込まれたら追い込まれるほどヒットの確率が増えていく」と白熱の対決を解説。
その予言が的中したのは8球目。外角高めのストレートを逆らわずに振り抜くと、打球は横浜DeNAファンの待つライトスタンドへ一直線。2打席連続の「おかわり弾」となる14号ソロに、解説の小田氏も「素晴らしい。そんなに甘くない球ですからね。ポイントを近くして変化球を振り抜いた。大きいのを狙っていたわけではなく、強く降った結果、ヒットの延長線上がホームランという点も素晴らしい」と感心しきりだった。
打った宮崎はベンチに戻り、真剣な表情で以下のようにコメント。
「打ったのはストレートです。イニングの先頭打者だったので、なんとか塁に出ようと思って打席に向かいました。打球が低かったので、入るとは思いませんでした」
頼れる4番の2打席連続弾に、現地のファンのみならずAbemaTVのコメント欄も大盛り上がり。「おかわりハチミツきたー！」「マジ神」「天才プニキ」「ハマの四番」「最高最高アンド最高」といった絶賛の声で埋め尽くされた。
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