
6月29日に行われた横浜DeNA対広島8回戦のサヨナラ勝ちの余韻が残るグラウンドに、ラミレス監督が姿を現した。6月30日に行われる同カード9回戦を前に報道陣の取材に応じた指揮官は開口一番「暑いですね。暑くなればなるほど、チームもアツくなります」と笑顔を浮かべ、チームの梅雨明けを宣言すると、次のように質問に応じた。
― 復帰のロペスについて
彼は非常に重要なラインナップだし、チームのリーダー的な立ち位置。相手にとっても脅威になるタフな存在だと思う。
― 宮崎について
昨日の内野安打の際に「怪我をした」という感じではない。問題ありません。
― 今シーズンの広島はチーム防御率があまり良くない。これはチャンスか?
チーム防御率は高めだと思うが、基本的に広島は打撃のチーム。今のポジションにいるのは打撃が強いからこそだと思う。広島の打者は選球眼がすごく良く、ボール球をほとんど振らない。四球もダントツに多いし、盗塁もできる。そうなると必然的に得点効率が上がるということ。
また、戦略的にも変えているのかなと。會澤を7番に置いて8番に西川。會澤はよく打つし、西川には足がある。9番の投手がバントで送り、1番からの上位打線で返す。いずれにしても、緒方監督の戦略やラインナップがすごくハマっていると思う。
― 昨日はキャッチャーが2人のなか、高城に代打を出したが
あの場面は2アウトだったけど、野球は2アウトから色々なことが起きる。だから2アウトからでも何か仕掛けなければいけない。もしかしたら、ホームランなどで勢いが出るかもしれないし、高城の結果が出ていないということもあった。最悪のケースとして、佐野も3人目のキャッチャーとして考えられるので代打を出しました。
― セ・リーグ全体の防御率が上がっているが
速い球を苦にせず打てるのは、以前は広島だけだった。今はリーグを見ても全体的に対応できるようになっている。ハードに投げるピッチャーも増えているが、打者が安定した成績を残すようになってきたということ。
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