持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」の予選Bブロックの1位決定トーナメント1回戦(三番勝負)が7月1日に放送され、大橋貴洸四段(25)が優勝候補として名を挙げられていた早指しの雄・山崎隆之八段(37)を2連勝で下し、1位決定戦へと進出した。最年少棋士・藤井聡太七段(15)と同期で、プロ入り後に唯一、藤井七段から2勝を挙げている男が、超早指し戦の舞台でその実力をいかんなく発揮した。